ミュージカル『世宗,1446』
6月22日(日)12:30~15:15
1幕 約75分
2幕 約75分
(休憩15分)
朝鮮時代、王位継承者ではなかった彼が、歴史上最も偉大な聖君となる。視力を失いつつもハングルを創る意志を貫いた世宗の試練と苦悩、民を愛する愛民に根幹をおいていた世宗の創意と革新、厳しい現実に疲れている人たちに世宗が伝える労りと励ましのメッセージ。
1418年、太宗(テジョン)は放蕩な生活を送る世子(王位継承者)である譲寧(ヤンニョン)を廃位し書物に没頭して過ごす忠寧(チュンニョン)を世子の座につかせる。さらに太宗は世子教育を受けていない忠寧に譲位までしてしまう。困惑している間に王になった忠寧、しかし太宗は忠寧の後ろで大臣たちを操り政治から手を引かずにいた。
普段から外威勢力が大きくなることを警戒していた太宗。ところが忠寧の義父である沈温(シムオン)に従事する者が増えている状況を目の当たりに。そのため沈温は捏造された事件に巻き込まれ、殺害される。自身が無能なために義父が無念の死を遂げたと自責する忠寧。さらに妻までも罪人の娘だとし追い出される危機にさらされた忠寧は勇断を下す。
自分だけの政治を行うために父に立ち向かう忠寧、結局彼は父の手から逃れて御座を守り抜いた。しかし忠寧の前には数え知れない壁がたちはだかる。